乗り換えだと手間がかかってしまう
車を買い換える時に今乗っている車を下取りには出さず、中古車買取業者に買い取ってもらう方法があります。売却価格の面では利点の多いこの方法ですが、下取りと違って手間がかかるのが難点です。下取りであれば新しい車が届いたら、それまで乗っていた車と交換をして取引が終わりますが、中古車買取業者を利用するのであれば、同時に行うことができません。日程の調整はきくといっても、場合によっては数日車がない状況になってしまうこともあります。車がない瞬間があると困ってしまうという人や、忙しくて手間を掛けていられない人にとって中古車買取業者を利用するデメリットは大きくなります。ただし、これはあくまでも乗り換えの場合なので、車を手放すことが目的であればデメリットにはなりません。
金額交渉の負担が大きい
一般の人は数十万円、数百万円の金額が動く取引に慣れていませんから、金額交渉の負担が大きいというのも中古車買取業者を利用するデメリットと言えるでしょう。普段生活をしていて金額交渉をする機会はそれほど多いものではないため、コツを知らないと車を安く売ってしまうことになりかねません。売り手が高く売りたいと考えるのと同じように、買い手もできるだけ安く買いたいと思っているので、最低限の知識と交渉力がないと相場よりも安く車を買われてしまうことになるためです。交渉が苦手な人にとっては、このような負担が大きいのはかなりのデメリットと言えるでしょう。安く買い叩くような真似をするわけではありませんが、買取業者も安く買いたいと思っているということは理解しておきましょう。